加齢による男性機能の低下は亜鉛で防ぐ

男性機能は器質的には問題がなくても、加齢によって生活習慣病にかかるリスクが高まります。生活習慣病は動脈硬化を引き起こすため血流が悪くなって男性機能の低下を招きます。加齢が男性機能に間接的に影響するため、高血圧や糖尿病にかかりやすい40代~50代は注意しなければなりません。加齢に負けないためには、亜鉛を意識して摂取すると良いです。亜鉛は体内におよそ2gしか含まれていない成分ですが、細胞のあらゆるところに存在しDNAやタンパク質の合成を行っています。亜鉛は尿や汗によってたくさん排出され、加齢の影響を受けて減少します。男性ホルモンのテストステロンの代謝に重要な栄養素なので、不足すれば男性機能が低下して性欲も減退します。一度男性機能に障害を持つと正常にするには時間がかかるので、日常的に摂取することが重要です。亜鉛は元々吸収率が高くありません。同時に摂取する食べ物と結合して排出されやすい性質を持っています。吸収を促進するのは動物性タンパク質やクエン酸です。クエン酸にはキレート作用があり、亜鉛などのミネラルを包み込んで吸収しやすい形にします。キレート作用はビタミンCも持っています。一方で食物繊維の中にはミネラルを吸着して排出するものがあります。特に穀物や海藻の食物繊維は一緒に摂取しない方が良いです。パンなどの小麦粉でできた食べ物やインスタント食品にはフィチン酸が多く含まれています。フィチン酸も亜鉛と結合するため注意します。インスタント食品のポリリン酸も吸収を阻害します。豆類は亜鉛が豊富ですが、フィチン酸も含まれています。亜鉛は補酵素としてアルコールを分解する時にたくさん消費されるため、アルコールは適量を心がけます。